リーグアン(フランス1部)のナントは10日、レイモン・ドメネク監督の解任を公式発表している。
ナントは昨季、クリスティアン・グルキュフ監督のもとリーグアンを13位で終えていたが、今季は大型連敗こそないものの勝ち点を積み重ねることができず、昨年12月にグルキュフ監督を解任。アシスタントコーチのパトリック・コロット氏が暫定監督を務めていたが、クラブ首脳陣は昨年末にドメネク氏を招へいしていた。
しかし、ドメネク監督のもとでもチーム状況に改善の兆しは見られず、年明けのスタッド・レンヌ戦以降7戦未勝利と勝ち点4の獲得にとどまっていた。そして今月10日にクープ・ドゥ・フランス(フランス国内カップ戦)ベスト32でRCランスに敗れたことを受けて、クラブ首脳陣はドメネク監督の解任に踏み切っている。
なお、ドメネク氏は2004年からフランス代表を率いると、2010年のワールドカップ・南アフリカ大会では一部選手との確執が噂されたことにより大きな話題を呼んだ過去を持っている。
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