Jリーグ V・ファーレン長崎

V・ファーレン長崎へ昨季加入のルアン、移籍金巡りブラジル国内2クラブが対立

V・ファーレン長崎のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎に昨年加入しMFルアンの移籍金を巡り、ブラジル国内クラブが問題を抱えているようだ。8日、ブラジルメディア『ge』が伝えている。

 ルアンは2013年1月にアトレチコ・ソロカーバからカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ミネイロへ完全移籍により加入。アトレチコ・ミネイロで7シーズン過ごした後、昨年にV・ファーレン長崎と4年契約を結んでいる。また、同選手は移籍1年目の昨季にレギュラーとしてJ2リーグ31試合に出場し6ゴールをあげるなど、チームの上位躍進に大きく貢献していた。

 ルアンが今季もV・ファーレン長崎でプレーすることが決まっている中、元所属クラブのアトレチコ・ソロカーバとアトレチコ・ミネイロは長崎への売却益を巡って問題を抱えている模様。アトレチコ・ミネイロはルアンを獲得した際、同選手を売却する際に移籍金の25%をアトレチコ・ソロカーバに支払うことで合意していたものの、いまだに支払っていないことからアトレチコ・ソロカーバが提訴したようだ。

 なお、V・ファーレン長崎がアトレチコ・ミネイロに対して支払った移籍金額は現時点で明らかになっていない。移籍金を巡るブラジル国内クラブ同士の問題は無事に解決されるのだろうか。