かつてアルビレックス新潟でプレーしていたブラジル人MFチアゴ・ガリャルドはサウジアラビアへ移籍する可能性が消滅した。7日、所属元であるインテルナシオナルの公式サイトがこれを伝えている。
チアゴ・ガリャルドは2017年にコリチーバから1年レンタルによりアルビレックス新潟に加入。シーズン中盤までは主力として期待される中リーグ戦23試合に出場したが、9月以降はベンチ外となり公式戦での出場がなく、シーズン終了後に期限付き移籍期間満了により退団していた。
同選手は昨年、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のインテルナシオナルに加入すると、ここまで公式戦29試合に出場し17ゴールをあげるなど本来のパフォーマンスを発揮していた。その中、サウジアラビア1部のアル・ヒラルは200万ドル(約2億1000万円)半年レンタルでの獲得オファーを提示していた。
しかし、サウジアラビア国内リーグの移籍市場最終日である今月7日までのクラブ間合意に至らなかった模様。また、インテルナシオナルのサポーターがチアゴ・ガリャルド残留を実現させるためにSNS上で行動を起こしていたようだ。なお、インテルナシオナルとの契約期間を2022年12月まで残しているチアゴ・ガリャルドは今回の破談に対して不満を抱いているものとみられる。
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