ボルシア・ドルトムントはイングランド代表FWジェイドン・サンチョの移籍金の設定額を減額することを検討しているようだ。3日、独紙『Sportbild』が報じている。
サンチョの獲得に対してはこれまでマンチェスター・ユナイテッドが興味を示してきた。しかし、ユナイテッドの提示した移籍金は9300万ポンド(約133億円)とみられており、ドルトムントが設定している1億800万ポンド(約154億円)にはとどかず、最終的に合意には至らなかった。
そのためユナイテッドはプランBとして冬の移籍市場でアタランタからイングランド人FWアマド・ディアロを獲得。サンチョ獲得の交渉からは完全に撤退したとも報じられている。しかし、ドルトムントはサンチョの売却を再び検討しているようだ。
同メディアによると、ドルトムントは新型コロナウイルスの影響により6600万ポンド(約94億4000万円)の損失を受けている模様。そのためサンチョの売却を検討しており、同選手の設定額を8800万ポンド(約126億円)まで値下げする可能性があるようだ。
同紙はこの減額により複数クラブがサンチョの獲得に興味を示すことになるとしつつ、昨夏の移籍市場で合意へと近づいていたユナイテッドが交渉の場に戻れば間違いなくポールポジションに位置することになるだろうとしている。
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