ブンデスリーガ ボルシア・ドルトムント

ドルトムント、フィオレンティーナの正守護神獲得を画策か。代理人は去就の明言避ける

バルトロミエ・ドラゴウスキ 写真提供:GettyImages

 ボルシア・ドルトムントはフィオレンティーナのポーランド代表GKバルトロミエ・ドラゴウスキの獲得を目指しているようだ。3日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 ドラゴウスキは2016年夏にフィオレンティーナへ完全移籍するものの、加入当初はGKマルコ・スポルティエッロや元ルーマニア代表GKチプリアン・タタルシャヌがゴールマウスを守ることが多く、ベンチを温めていた。しかし、2019年1月に半年レンタルによりエンポリに加わって出場機会を確保。そしてフィオレンティーナに復帰して迎えた昨季は正守護神を任せられると、今季もここまでリーグ戦全20試合でフル出場を果たしており、5度クリーンシートを達成している。

 ドラゴウスキはフィオレンティーナとの現行契約を2023年6月まで残しているものの、ドルトムントが関心を寄せている模様。これについて同選手の代理人は「知っての通り、フットボールの世界ではどのようなことも起こり得る。これから何が起こるか様子を見よう」とコメントを残しており、フィオレンティーナ残留を明言していない。

 なお、ドルトムントは現在スイス代表GKロマン・ビュルキが正守護神を務めている。今季ここまで成績が伴わないドルトムントだが、ゴールキーパーのポジション争いを促すためにもドラゴウスキをリストアップしているかもしれない。