ミランのデンマーク代表DFシモン・ケアーは復帰にむけて前進しているようだ。3日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
ケアーは昨年12月に右ハムストリングの負傷によりおよそ3週間にわたる戦線離脱を経験したものの、今季ここまで公式戦23試合で先発出場を果たしており、ステファノ・ピオリ監督から主力のセンターバックとして厚い信頼を寄せられている。ただ、同選手は先週なかばに行われたコッパ・イタリア準々決勝・インテル戦に出場した際、左ハムストリングに問題を抱えたことによりボローニャ戦を欠場していた。
しかしケアーは3日に検査を受けた結果、負傷箇所の回復が順調に進んでいることが確認されており、今週なかばにも個別でのトレーニングを開始するようだ。一方、ケアーと同じく戦列を離れているスペイン人FWブラヒム・ディアスは回復が思わしくなく、来週中に再度検査を受けることが決定しており、7日に開催予定の第21節・クロトーネ戦を欠場することが確実になっている。
直近の公式戦ではチェルシーからレンタルにより加入したイングランド代表DFフィカヨ・トモリが先発出場を果たしているが、ピオリ監督がどのようなディフェンスラインでクロトーネ戦に臨むのか注目が集まる。
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