レアル・マドリードは今夏の移籍市場でブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールを売却する可能性が浮上しているようだ。2日、スペイン紙『アス』が報じている。
今シーズン開幕時、レアルの注目選手の1人に数えられていた20歳のビニシウス。しかし、最近の試合ではその実力を発揮しきれず、昨年10月に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節のボルシア・メンヒェングラートバッハ戦ではフランス代表FWカリム・ベンゼマが同選手に対する不満を吐露する場面がオンエアされ、問題に発展していた。
そんなビニシウスは今シーズン公式戦25試合に出場し、チーム11番目となる計1156分間プレーしている。しかし、今年に入ってからは公式戦6試合でわずか176分間の出場にとどまっており、ジネディーヌ・ジダン監督からの信頼も失いつつあるようだ。
同紙は、ビニシウスに対して自信を失っているのは明白であり、レアルのクラブ事情も変わっている。昨夏の移籍市場において同選手の獲得に関する交渉は不可能であったが、今夏の移籍市場では財源確保のために売却リストの1人となる可能性もあるだろうとしている。はたして将来が嘱望されるビニシウスは今シーズン限りでレアルを退団することになるのだろうか。
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