ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

バイエルン幹部のカーン、レアル主将セルヒオ・ラモスについて「ひとりの選手としては…」

セルヒオ・ラモス 写真提供: Gettyimages

 バイエルン・ミュンヘンの取締役会の幹部であるオリバー・カーン氏は、去就に注目が集まるレアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスについて言及しているようだ。31日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 2005年にセビージャからレアル・マドリードに加入したセルヒオ・ラモスは、長らくディフェンスリーダーとしてチームを支えており、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ数多くのタイトルをもたらしている。今季もここまで数度の負傷離脱がある中でここまで18試合に先発出場しているが、現行契約が今年6月に満了を迎える中で契約延長交渉が難航。クラブ首脳陣から1000万ユーロ(約12億6000万円)と現行契約よりも低い年俸を提示されたことに対して選手サイドが難色を示しており、周囲では今夏にフリーで退団するという見方が広まっている。

 同選手の移籍先候補には、2000万ユーロ(約24億7000万円)という巨額の年俸を用意していると伝えられるパリ・サンジェルマンがあがっているほか、イギリスメディア『デイリーメール』はマンチェスター・ユナイテッドも候補のひとつであると主張している。

 その中、カーン氏はセルヒオ・ラモスについて「ひとりの選手としては、彼と一緒にプレーしたいと思っている。だが、バイエルンが彼と一緒になることはない」と語っており、獲得に興味を示していないことを明かしている。