インテルは依然として元イタリア代表FWエデルの復帰を検討しているようだ。29日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
エデルは2016年1月にサンプドリアからインテルに買い取り義務付きのレンタルで加入すると、2018年7月に中国スーパーリーグの江蘇蘇寧に移籍するまでの2年半で公式戦86試合に出場し14ゴールをあげていた。また、同選手は中国スーパーリーグが昨年末に2021年からサラリーキャップ制の導入を突如発表したことにより、欧州復帰を目指しているものとみられる。
エデルの去就を巡っては、昇格組でありながらもセリエAで健闘しているベネベントがすでにコンタクトをとっているほか、攻撃陣の入れ替えを行っているウディネーゼも獲得に興味を示していると伝えられていた。ただ、ベルギー代表FWロメル・ルカクのバックアッパー確保が課題となっているインテルも依然としてエデルの動向を注視しているようだ。
なお、インテルは今週にローマ首脳陣とボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコとチリ代表FWアレクシス・サンチェスのトレードについて議論を交わしたものの、交渉は破談に終わっている。
コメントランキング