トッテナム、リバプール戦で負傷したイングランド代表ケインの代役は…

　トッテナム・ホットスパーのジョゼ・モウリーニョ監督は負傷離脱したイングランド代表FWハリー・ケインの代役としてウェールズ代表FWガレス・ベイルに出場機会を与えるプランを描いているようだ。29日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　トッテナムは28日に行われたプレミアリーグ第20節・リバプール戦で1-3と黒星を喫しているが、この一戦ではケインがハーフタイムでの交代を余儀なくされている。また、モウリーニョ監督は試合後のメディアインタビューにおいて同選手が両足首を負傷したことを明かしたほか、離脱期間が数週間にわたるという見解を示している。

　そしてモウリーニョ監督は31日に控える第21節・ブライトン戦を前に記者会見に臨むと、ケインの代役に関する質問に対して「ハリーのように素晴らしいクオリティを兼ね備えた選手を失った時、他の選手たちはレベルアップを図らなければならない。ベイルは我々を助けることができるはずだ。彼の調子は良くなっているし、非常に重要な時期を迎えている」と語っており、ベイルに対する期待感を覗かせている。

　ベイルは昨夏にレアル・マドリードから1年レンタルによりトッテナム復帰を果たしているものの、ここまでプレミアリーグでわずか1試合の先発出場にとどまるなど本来のパフォーマンスを発揮できていないが、ケインの離脱期間中にチャンスをものにすることができるだろうか。