
パリ・サンジェルマンは今夏の移籍市場でフランス代表FWキリアン・ムバッペの売却を検討しているのかもしれない。28日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現在、PSGとの現行契約が2022年までとなっているムバッペ。同選手に対してはレアル・マドリードやリバプールが獲得に興味を示しており、その去就が注目を集めてきた。ムバッペは22日に行われたリーグ・アン、モンペリエ戦(4-0)の後の記者会見で「ここにいることができて嬉しいよ。けど、PSGと新契約を結び、その1年後に移籍するなんてことはしたくないんだ」とコメントを残している。
同紙はムバッペの去就についてレアルのジネディーヌ・ジダン監督とバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの動向が大きな要因になるとしている。ジダン監督はこれまでもムバッペの獲得を熱望してきたものの、20日に行われたコパ・デル・レイ(国王杯)では3部リーグに所属するアルコヤーノに敗北を喫するなど同監督の解任も噂されており、レアルがムバッペの獲から撤退する可能性について言及している。
しかしPSGは現在、今シーズン限りでのバルセロナ退団が有力視されているメッシの獲得に動いているとされており、この移籍が現実した場合、給与を顧みてもムバッペを売却することが想定されているようだ。
はたして22歳のムバッペの去就はどのような結末を迎えるのだろうか。
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