パリ・サンジェルマン（PSG）はローマから1年レンタルにより加入しているイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィを完全移籍により獲得するようだ。20日、イタリア紙『Il Tempo』が伝えている。
フロレンツィは2010年のトップチーム昇格以降、主力として長らくローマに在籍していたが、昨年1月にバレンシアへレンタルにより放出されると昨年9月にはPSGへ買い取りオプションが付帯された1年間の期限付き移籍により加入している。また、同選手は今季ここまで公式戦18試合に出場するなど、トーマス・トゥヘル前監督やマウリシオ・ポチェッティーノ監督から信頼を寄せられている。
PSGのレオナルドSD（スポーツディレクター）はフロレンツィのパフォーマンスを高く評価している模様。今季終了後に900万ユーロ（約11億3000万円）による買い取りオプションを行使する方向で検討しているものとみられる。パウロ・フォンセカ監督のもとで出場機会が減少しローマでのサイクルを終えたフロレンツィは、パリで新たなフットボールキャリアを歩むことになりそうだ。
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