ローマ復帰目前のイタリア代表FWエル・シャーラウィ、今週末にもメディカルチェックへ！

　イタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィは今週末にも隔離期間を終えてローマのメディカルチェックを受けるようだ。28日、イタリアメディア『トゥットメルカート』が報じている。

　エル・シャーラウィは2019年夏にローマから上海上港に移籍したものの、本人がヨーロッパ復帰を熱望。昨年10月にパリ・サンジェルマン（PSG）やローマからの関心が伝えられたものの、交渉は破談に終わっていた。ところが中国スーパーリーグで来年からサラリーキャップ制が突如として導入されたこともあり、今冬ローマ復帰がほぼ確実という見方が広まると、契約期間が2023年夏までの2年半、年俸350万ユーロ（約4億4000万円）という条件で個人合意に達している。また、上海上港とは契約解除を行うものとみられ、フリーでの移籍となるようだ。

　同選手は隔離期間をへて今月23日にメディカルチェックを受けて正式に契約を結ぶ予定だったが、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定されたことをうけてメディカルチェックが延期となっていた。その中、 『トゥットメルカート』はエル・シャーラウィ本人が隔離されてから間もなく3週間が経過することから30日にもイタリアへ入国し、そのままローマのクラブ施設に向かうと主張している。

　世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスは今冬のマーケットにおいても多大な影響を与えている。果たしてエル・シャーラウィは今月中にローマと正式にサインを交わすことができるのだろうか。