トッテナム・ホットスパーのイングランド代表MFデレ・アリは今冬の移籍市場でクラブに残留する可能性が高まっているようだ。27日、『ESPN』が報じている。
今シーズン、ジョゼ・モウリーニョ監督の下で構想外となっているデレ・アリ。先発出場はわずか6試合にとどまっており、今冬の移籍市場での新天地への移籍が有力視されてきた。
同選手に対してはこれまでエバートンや恩師であるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が率いるパリ・サンジェルマンが興味を示してきた。また、モウリーニョ監督もデレ・アリの放出には前向きな姿勢を示しているものの、トッテナムのダニエル・レビー会長はPSGからのオファーを拒否しているようだ。
同メディアによるとレビー会長はこれまでトッテナムで200試合以上に出場し2018/2019シーズンのチャンピオンズリーグ決勝戦進出に大きく貢献したデレ・アリを高く評価している模様。そのため2015年1月にMKドンズからわずか500万ポンド(約7億円)で獲得した同選手の放出に否定的な姿勢を示しているようだ。
しかし、デレ・アリは25日に行われたFAカップ、ウィコム・ワンダーランズ戦のメンバーから外れており、この数日間はトレーニングにも姿を現していないようだ。冬の移籍市場期間の終了が近づいているなかで、デレ・アリの去就はどのような結末を迎えるのだろうか。
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