ミランのデンマーク代表DFシモン・ケアーは30日に行われるセリエA第20節・ボローニャ戦を欠場することがほぼ確実となっているようだ。27日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
ケアーは今季ここまで公式戦23試合で先発出場を果たしており、ステファノ・ピオリ監督から主力のセンターバックとして確かな信頼を寄せられている。ただ、昨年12月上旬に右ハムストリングを負傷して約3週間にわたり戦線離脱を強いられると、今月26日に行われたコッパ・イタリア準々決勝・インテル戦ではキックオフからわずか20分後に負傷によりピッチを後にしていた。
同選手は左ハムストリングに問題を抱えたものとみられ、来週までにさらなる検査を行うことから今週末に控えているボローニャ戦の遠征には帯同しないものとみられる。また、左大腿筋に問題を抱えているFWブラヒム・ディアスについて、ピオリ監督は経過観察をした上でボローニャ戦の出場可否を判断するようだ。
現在セリエAで首位を走るミランにとって、ケアーはディフェンス陣に安定をもたらすためにも必要不可欠な戦力である。同選手を欠くことにより、チェルシーから加入したイングランド代表DFフィカヨ・トモリがコッパ・イタリア準々決勝につづきピッチに立つかもしれない。
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