Jリーグ 川崎フロンターレ

川崎フロンターレに加入のシミッチ、契約年数は1年か「J1リーグとACL優勝が我々の最大目標」

川崎フロンターレのサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに加入したMFジョアン・シミッチは、昨季まで過ごした名古屋グランパスに対する感謝の気持ちや今季に懸ける思いを語った。26日、ブラジルメディア『LANCE!』が報じている。

 シミッチはセリエAのアタランタやプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のリオ・アヴェに在籍した後、2019年に名古屋グランパスへ加入。マッシモ・フィッカデンティ監督のもとJリーグ参戦1年目は中盤で欠かせない存在として公式戦35試合に出場していたが昨季は27試合出場とやや出場機会を減らし、シーズン終了後に川崎フロンターレへ完全移籍となっている。

 シミッチ本人はブラジルメディアのインタビューにおいて「名古屋グランパスでの2年間は本当に素晴らしかったよ。川崎フロンターレではタイトルを勝ち取るために個人としても、そしてチームの一員としても良い仕事をすることが期待されている。今季はJ1リーグはもちろん、AFCチャンピオンズリーグで優勝することが我々の最大目標だ」と語っている。

 なお、『LANCE!』はシミッチと川崎フロンターレが2022年1月までの1年契約によりサインを交わしたこともあわせて伝えている。昨シーズンはJ1リーグと天皇杯の2冠を獲得した川崎フロンターレだが、欧州での経験を兼ね備えるブラジル人MFとともにさらなるタイトル獲得を目指す。