ミランはバルセロナのDFジュニオル・フィルポ獲得へ再度オファーを提示したようだ。25日、イタリアメディア『メディアセット』が報じている。
ミランは今冬のマーケットにおいて左サイドバックのレギュラーであるDFテオ・エルナンデスのバックアッパー確保が課題となっており、そのターゲットとしてフィルポをリストアップしていた。同選手は2019年夏にレアル・ベティスからバルセロナに完全移籍により加入。昨季は公式戦15試合で先発出場していたものの、今季はここまでわずか2試合の先発出場にとどまっており、ロナルド・クーマン監督の構想から外れている。
ミランはバルセロナに1500万ユーロ(約18億9000万円)の買い取りオプションが付帯された半年レンタルという条件で獲得オファーを提示していたが、バルセロナは2000万ユーロ(約25億2000万円)以下のオファーには応じない構えを見せていた。これを受けて、ミランは買い取りオプションの金額を2000万ユーロまで増額して再度オファーを提示したものとみられる。
ただ、イタリア国内の一部メディアはフィルポの移籍交渉はすでに破談に終わっていると報じているほか、フィルポ本人は生後1か月の子供を抱えているから環境を変えるタイミングではないと考えていると伝えられている。すでにフランス人MFソアリオ・マイテやクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチの獲得を決めているミランだが、フィルポを迎え入れる可能性は低いかもしれない。
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