セビージャはアタランタのアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ゴメスの獲得が確実となったようだ。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
アレハンドロ・ゴメスは昨季までクラブの躍進を中心選手として支えると、今季も11月までキャプテンを任されていた。しかし、昨年12月1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節のミッティラン戦で指揮官と口論に発展。両者の関係が急速に悪化すると、20日に行われた第13節・ローマ戦以降の公式戦では全試合でベンチ外となっていた。
同選手の去就を巡っては、フィオレンティーナやローマなどイタリア国内の複数クラブがコンタクトをとっていたが、進展は見られていなかった。その中、セビージャ移籍の可能性が浮上すると、レンタルではなく移籍金850万ユーロ(約10億700万円)の完全移籍で獲得することによりクラブ間合意に達している。また、セビージャは3年半の契約期間でアレハンドロ・ゴメスとサインを交わすものとみられる。
なお、アレハンドロ・ゴメス本人は26日にも現地入りしてメディカルチェックを受けるようだ。イタリアのベルガモ州近辺にとどまることを望んでいると伝えられていた同選手だが、イタリア国外に新天地を求めることで自身の去就を巡る騒動に終止符を打つことになりそうだ。
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