明治安田生命J2リーグのアルビレックス新潟は25日、MF本間至恩と2021シーズの契約更新を行ったことを公式発表している。
新潟市出身の本間至恩はアルビレックス新潟の下部組織で頭角を現すと2017年に2種登録選手としてトップチームに帯同。2018年には2種登録選手として公式戦5試合でピッチに立ち、翌2019年にトップチーム昇格を勝ちとっていた。そして昨季はJ2リーグ40試合に出場し7ゴールをあげるなど大きな飛躍を遂げたこともあり、シーズン終了後には徳島ヴォルティス移籍の噂が飛び交っていたが、アルビレックス新潟で引き続きプレーすることになった。
同選手はアルビレックス新潟残留という決断を下したことについて「今シーズンもアルビレックス新潟で戦うことを決断いたしました。この決断に至るまで、たくさんの方々にご心配をおかけし、本当に申し訳ありませんでした。プロサッカー選手として、より高い目標を持ち、自分の力を試したいと常に考えています。その中で、今回オファーをいただいたこと、また、初めてオファーをいただいて悩んだことも正直に伝えます」
「別の環境に身を置くのか、それとも生まれ育った地元のクラブでもっと力をつけるべきなのか、長い時間をかけて自問自答しました。いろいろな想いが寄せては返すうちに、温かい声援を送り続けてくださる新潟サポーターの皆さんの存在を大きく感じていることに改めて気付きました。そして今、新潟の選手として、一瞬も気を緩めずに戦おうと決意しています。チームの目標達成のために自分が持っている力をすべて注ぎ、プレーで貢献します。これまで以上にサッカーと向き合って、成長していきます。今年こそJ1に行きましょう!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残した。
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