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理屈では語られないことがたくさんある世の中。フットボールの世界の中でも、何故なのか解明することができない事象が様々存在している。ここではプレミアリーグクラブにおける、なんとも不思議な事実についていくつかご紹介したい。
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前半終了間際の仕事人ジェリー・ミナ
まずは今シーズン上位に食い込む躍進を遂げたエバートンに所属するディフェンダーのジェリー・ミナにまつわる不思議な数字をご紹介。
「ジェリー・ミナがプレミアリーグで得点を上げた過去4つのゴールはすべて45分で得点された。これはプレミアリーグの歴史の中で2回目となる出来事」
2020年にミナは4ゴールを決めたが、すべてのゴールが「45分」での得点という通常では考えられない事実が発覚した。またそのすべてがセットプレーからのフィニッシュである点も言及しなければならない。195cmの長身が持ち味のストロングヘッダー、さらにはセットプレーを得意とするギルフィ・シグルズソンやハメス・ロドリゲスを擁しているからこそ、この記録が出たのかもしれない。
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勝利へ導く南野拓実のゴール
昨シーズンの力強さから一転、最近では得点力不足を指摘され始めているリバプールに昨シーズンから加入した南野拓実に関するありえない数字をご紹介。
「2015年冬にヨーロッパへ移籍してから、南野拓実がゴールした国内の公式戦はすべて負けていない(オーストラリア:47勝2分、イングランド:2勝1分、合計49勝3分)」
ザルツブルクでの活躍が認められリバプールへ移籍を果たした南野拓実。彼が決めるゴールには勝利を呼び込む可能性があることを示すデータが発見された。52試合負けなし、勝率94.2%というのは驚異的な数字と言えるだろう。すべての公式戦において、彼がゴールをしても敗北を喫した試合はザルツブルク時代のことで、偶然にも19/20シーズンのUEFAチャンピオンズリーググループステージ、アンフィールドで行われたリバプール戦(2019年10月3日、4-3でリバプールの勝利)だった。
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不運を招きかねないファビオ・シルバのゴール
南野拓実のような幸運が伴うケースもあれば、反対のケースも存在している。今シーズンからウルブスに新天地を求めたポルトガルの新星にまとわりつく不吉な数字についてもご紹介したい。
「ファビオ・シルバが得点したリーグ戦2試合(2020年12月22日のバーンリー戦と2021年1月16日のウェスト・ブロムウィッチ戦)はすべて敗北している」
今シーズン、ウルブスの補強の目玉として脚光を浴びたファビオ・シルバ。彼の場合は、「ゴールすると負ける」という非常に心苦しい記録を保持することとなってしまった。ダビド・ルイスとの衝突により頭蓋骨骨折の重症を負ったラウール・ヒメネスに代わる形で出場機会を増やし、ペドロ・ネトやダニエル・ポデンセとの連携も形になり始めている中で、こうしたもどかしい記録はいち早く払拭したいところだ。
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