セリエA ローマ

今季2度目の不戦敗が確実なローマ、幹部2名を解任!コッパ・イタリアの選手交代枠で…

ローマのゴール裏 写真提供:Gettyimages

 ローマは19日に行われたコッパ・イタリア・ラウンド16のスペツィア戦で選手交代に関する規定違反を犯したことにより、幹部2名を解任したようだ。20日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 この一戦では前半にスペツィアが2点を先行するが、後半にローマが追いつき延長戦に突入。ローマは後半終了時に4枚しか交代カードを切っていなかったが、延長前半にDFジャンルカ・マンチーニが2枚目のイエローカードをもらい退場となると、直後にGKパウ・ロペスが一発退場となったことにより2選手が交代していた。しかし、コッパ・イタリアでは延長戦に突入した場合でも交代枠は5選手までとなっており、ローマはこの規定に違反したことになる。これにより、試合は延長戦でスペツィアが2ゴールを奪い勝利しているが、スコアが0-3に変更される可能性が浮上している。

 なお、ローマは昨年9月に行われたセリエA開幕節・エラス・ベローナ戦でもMFアマドゥ・ディアワラのトップチーム登録が正式に行われていないにも関わらず先発出場していたことから0-3の不戦敗扱いとなっている。今季2度目の不戦敗となる可能性が高い中、クラブはチームマネージャーとグローバル・スポーツオフィサーを務める幹部2名の解任に踏み切ったものとみられる。