Jリーグ ベガルタ仙台

契約更新から一転して移籍…FC岐阜のプロ3年目MF長倉颯がベガルタ仙台へ

ベガルタ仙台のホーム・ユアテックスタジアム仙台 写真提供:GettyImages

 明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台は16日、FC岐阜からMF長倉颯を完全移籍で獲得したことを公式発表している。

 長倉颯は横浜F・マリノスの下部組織、法政大学をへて2019年にFC岐阜へ入団。プロ1年目はJ2リーグで8試合に出場したものの、2年目の昨季はわずか3試合の出場にとどまっていた。また、同選手はシーズン終了後にFC岐阜と2021シーズンの契約更新を行っていたものの、ベガルタ仙台からオファーが届いたことにより退団という決断を下している。

 同選手はベガルタ仙台への加入について「はじめまして。FC岐阜から加入することとなりました、長倉颯です。コロナ禍ではありますが、1日でも早くチームに貢献し、ユアスタで勝利の喜びをファン、サポーターのみなさまと分かち合えるよう、日々精進します。応援よろしくお願いいたします」とメッセージを送っている。

 そして一度はFC岐阜との契約更新を行ったものの退団することについては「FC岐阜の宮田社長をはじめ、チーム関係者、そして支えて下さっているファン・サポーターの皆様にお詫びと決意をお伝えしたいと思います。2021年シーズンを共に岐阜で闘うことを一度は決めて契約更新をさせて頂きましたが、今回ベガルタ仙台からお話しを頂き、そのステージで挑戦したいという思いが強く、今回誠に勝手ながらFC岐阜から離れる事を決断致しました。J2昇格に貢献出来なかった事に悔いが残っていますが、今後のFC岐阜の活躍を心より祈っております。2年間、応援本当に有難うございました」とクラブ関係者やサポーターに対して謝罪している。