
明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフラメンゴに所属するブラジルU-20代表FWリンコウンの獲得が一転してほぼ確実になったようだ。14日、ブラジルメディア『UOL』が報じている。
フラメンゴの下部組織出身であるリンコウンは2017年11月に17歳でリーグ戦デビューを果たすと2019年にはブラジルU-20代表に選出されていた。しかし、昨年12月から同選手とクラブとの関係が悪化すると、現在はトップチームではなくU-20のトレーニングに参加。また、フラメンゴとの契約期間は2023年12月まで残っているが、選手サイドは退団を強く望んでおり、クラブも同選手を構想に入れていないことから今冬移籍が確実視されていた。
同選手の去就を巡っては、アメリカのMLS(メジャーリーグサッカー)のFCシンシナティとヴィッセル神戸がフラメンゴに対して獲得オファーを提示。先週末の時点では「2021シーズン全公式戦の50%以上に出場した場合には250万ドル(約2億6000万円)による買い取り義務が発生する条項が付帯された50万ドル(約5200万円)による1年レンタル」という条件でヴィッセル神戸とフラメンゴが合意間近と伝えられていた。
ところが、今週に入ってFCシンシナティが350万ドル(約3億6400万円)まで増額して再オファーを行い、フラメンゴがこれを受け入れたという報道が飛び交っていた。それでもヴィッセル神戸は「300万ドル(約3億1100万円)で保有権の75%を買い取る完全移籍、かつヴィッセル神戸がリンコウンを他クラブへ売却する場合は移籍金の25%をフラメンゴが手に入れる」という条件に切り替えて再度オファーを提示。選手サイドがアメリカよりも日本行きを望んでいたこともあり、フラメンゴはヴィッセル神戸へ放出することを決断したようだ。
なお、リンコウンはヴィッセル神戸と年俸80万ドル(約8300万円)による3年契約を結ぶものとみられる。FCシンシナティとのし烈な争奪戦を展開する中で、買い取り義務付きの1年レンタルから完全移籍に切り替えざるを得なかった点でヴィッセル神戸首脳陣としては当初の想定とは異なった結果になったかもしれない。
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