アトレティコ・マドリードは昨年末に退団したスペイン代表FWジエゴ・コスタの後釜としてオリンピック・リヨンからFWムサ・デンベレを獲得することが濃厚となったようだ。10日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現在24歳のデンベレは2018年夏にスコットランドの強豪セルティックからリヨンに加入。昨季は公式戦46試合に出場し24ゴールをマークしたほか、主力としてUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト4入りに大きく貢献している。しかし今季はここまで公式戦わずか6試合の先発出場にとどまっており、昨年12月下旬に負傷離脱している。
一方、アトレティコはジエゴ・コスタの後釜として今シーズン公式戦で一度もピッチに立っていないポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクの獲得オファーをナポリに提示したものの、却下されていた。しかし、同クラブはターゲットをデンベレに切り替えると、3300万ユーロ(約42億円)の買い取りオプションが付帯された半年レンタルでの獲得によりリヨンとクラブ間合意に達したようだ。
なお、アトレティコ・マドリードは現在ラ・リーガで勝ち点38を獲得し首位に立っている。前線でウルグアイ代表FWルイス・スアレスやポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを擁する中、複数のコンペティションを並行して戦うシーズン後半戦を前に戦力の上積みを行うことができそうだ。
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