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ユベントス、ナポリで構想外のミリク獲得へ!近日中に代理人と交渉開始か

アルカディウシュ・ミリク 写真提供: Gettyimages

 ユベントスはナポリのポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクの獲得に向けて本格的な動きを見せているようだ。9日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ミリクの去就を巡っては、今夏にローマへの移籍間近に迫ったが破談に終わっていた。また、現行契約が2021年6月に満了を迎えるためナポリが契約期間の延長を打診したものの選手サイドがこれを拒否したため、今季はすべての公式戦でベンチから外れている。昨年12月中旬にはミリクの代理人とクラブ首脳陣が会談を行った模様。ナポリは1500万ユーロ(約19億円)以上のオファーが届いた場合に限り今冬での移籍を容認する姿勢を崩さない一方、ミリクは来夏に控えるEURO2020に出場するためにも来年1月での退団を強く望んでいるものとみられる。

 同選手には先日スペイン代表FWジエゴ・コスタの退団を発表したアトレティコ・マドリードや日本代表DF長友佑都とDF酒井宏樹が所属するオリンピック・マルセイユがオファーを提示したものの、ナポリは1500万ユーロ以上という条件を満たしていないことから、これらのオファーを却下したと伝えられていた。

 その中、ユベントスのファビオ・パラティチCFO(チーフ・フットボール・オフィサー)は来週にもミリクの代理人との会談を行う模様。また、ナポリが1500万ユーロ以下での売却に応じない場合は今季終了後にフリーでの獲得に切り替えるようだ。現在もなおチーム本隊へ合流していないミリクだが、果たしてユベントスへの移籍を決断するのだろうか。