前レノファ山口監督の霜田正浩氏がベトナム1部に所属するサイゴンFCのシニアアドバイザーに就任するようだ。4日、ベトナムメディア『LAO DONG』が報じている。
霜田氏は日本サッカー協会(JFA)の技術委員長としてアルベルト・ザッケローニやハビエル・アギーレ氏の招へいに尽力した実績を持っている。2016年にJFAのナショナルチームダイレクターを退任した後はシント=トロイデンのコーチングスタッフを務め、2018年にレノファ山口の指揮官に就任。1年目はクラブ最高成績となるJ2リーグ8位で終えたものの、2019シーズンは後半戦で失速し15位、そしてJ3リーグへの降格がない2020シーズンは最下位に終わったことにより、レノファ山口監督を退任していた。
一方、サイゴンFCは2020シーズンのリーグ戦で3位という結果に終わったこともあり、今オフは積極的な補強を展開。横浜FCから元日本代表MF松井大輔の獲得を決めているほか、FC岐阜のFW高崎寛之、さらには2015シーズンから約1年半にわたりFC岐阜に所属し、2017年以降はベトナム、インドネシア、マレーシア、タイでプレーした経験を持つMF苅部隆太郎を獲得している。
同メディアが伝えるところによると、霜田氏は昨年末に出国しており14日間の隔離期間をへてベトナムに入国するようだ。選手のみならずクラブスタッフにも日本人を招へいしているサイゴンFCは2021シーズンでリーグ優勝を成し遂げたいところだ。
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