ミランは現在マンチェスター・ユナイテッドからレンタルにより加わっているDFディオゴ・ダロトを完全移籍により獲得することを熱望しているようだ。27日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が伝えている。
ポルトガルの年度別代表に選出されるなど将来を嘱望されているダロトは、2018年夏にポルトからマンチェスター・ユナイテッドに加入。しかし昨季は公式戦11試合の出場にとどまったこともあり、今年10月に買い取りオプション無しの1年レンタルという形でミランに移籍すると、今季はここまで公式戦10試合に出場しているほか、UEFAヨーロッパリーグ・グループステージでは全6試合でフル出場を果たしていた。
ミラン首脳陣は同選手のパフォーマンスに満足しているものとみられ、今季終了後に完全移籍による獲得をユナイテッドに打診している模様。またユナイテッドもダロトと同じく右サイドバックを本職とするDFアーロン・ワン=ビサカを抱えていることもあり、これを受け入れる可能性が高いものとみられる。
ただ一方でミランはイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマやトルコ代表MFハカン・チャルハノールの契約延長を優先する必要があるため、クラブ財政の観点から来季もダロトをスカッドに抱えることができるかどうかは不透明という見方があるようだ。
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