パリ・サンジェルマン(PSG)はマウリシオ・ポチェッティーノを新監督として迎え入れる場合、ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの獲得に向かうかもしれない。27日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。
PSGは2018年夏にボルシア・ドルトムントを率いた経験を持つトーマス・トゥヘル氏を招へい。昨季は国内タイトルすべてを手中に収めたほか、UEFAチャンピオンズリーグでも決勝まで駒を進めていたが、今季はUEFAチャンピオンズリーグでグループステージ突破を果たした。しかし、リーグ戦では17試合を終えた時点で首位オリンピック・リヨンから1ポイント差の3位に甘んじていたこともあり、クリスマスの時期に監督交代を決断したものとみられる。また、一部では同監督とクラブ首脳陣の関係が良好でなかったことがトゥヘル解任の原因であるという声も上がっているようだ。
トゥヘル監督の後任には、マウリシオ・ポチェッティーノ氏が最有力候補としてあげられている、同氏は2014年からおよそ5年間にわたりトッテナム・ホットスパーを率いており、2018/19シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグで決勝まで導いていた。
さらに、ポチェッティーノ氏が指揮官に就任する場合、ディバラの獲得にむかう可能性がある模様。その理由として、昨夏のマーケット終了間際にトッテナムがディバラの獲得オファーを提示していたことがあるようだ。なお、PSGは移籍金6000万ユーロ(約76億円)を用意するものの、ユベントスは少なくとも1億ユーロ(約126億円)を要求するものとみられる。
なお、PSGはインテルのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの獲得にもむかうものとみられるが、インテルがアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスの獲得を望んでおり、両選手のトレードで決着する可能性がささやかれている。トゥヘルの電撃解任により周囲を騒がせているPSGだが、果たして今冬のマーケットで大きな動きを見せることはあるのだろうか。
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