明治安田生命J2リーグ、アルビレックス新潟の元代表取締役社長で現取締役の是永大輔氏が27日、自身のSNSでクラブの経営状況を明かした。
是永氏は自身のTwitterに「本日の紙面に掲載されていたようなので公表しますが、今季の着地は黒字基調、もしくは若干の赤字となります。一時はクラブ消滅もあり得る危機的状況でしたが、財政支援募金やグッズ購入などサポーターの皆さんのチカラが本当に大きく作用しました。アルビサポは偉大です。 心より感謝申し上げます。加えてシーズンパスの寄附(払い戻しを選択しない)が、予想をはるかに超えて多かったことも大きなプラスになっています。 クラブの継続的な発展のため、引き続きシーズンパスのご検討をよろしくお願いします!」と投稿した。
新潟は今季、新型コロナウイルスの影響による活動自粛で財政難に陥り、5月から11月末までクラブ緊急支援特別募金実施。サポーターの協力がクラブの財政難を救ったようだ。同クラブはブラジル人FWファビオとペドロマンジー9月に起こした酒気帯び運転の問題で10月に両選手と契約解除。是永氏はその一連の騒動で自ら代表取締役辞任を申し入れ、11月17日に代表取締役から取締役に異動した。今月末で取締役も辞任する予定だ。経営においても正念場を迎える来季、同クラブはどのような戦いを見せるのだろうか。
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