リーグ・アン パリ・サンジェルマン

PSG、トゥヘル監督の後任はポチェッティーノが最有力も…元ユベントス指揮官らも候補に

マッシミリアーノ・アッレグリ 写真提供: Gettyimages

 パリ・サンジェルマン(PSG)の監督を解かれることはほぼ確実なトーマス・トゥヘル氏の後任候補に、元ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ氏やクラブOBのチアゴ・モッタ氏の名前もあがっているようだ。24日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 トゥヘルは2018年夏にPSG指揮官に就任すると、昨季は国内のタイトルをすべて獲得したほか、クラブをUEFAチャンピオンズリーグ準優勝に導いていた。しかし、今季はリーグ戦で勝ち点の取りこぼしが目立ち現在首位のオリンピック・リヨンから1ポイント差の3位にいることなどを考慮し、監督交代に踏み切るものとみられる。

 また、後任としてはトッテナム・ホットスパーの指揮官として2018/19シーズンにUEFAチャンピオンズリーグで決勝戦まで駒を進めていたマウリシオ・ポチェッティーノ氏が就任する模様。一部では、クラブ首脳陣が同氏の代理人にコンタクトをとっていると伝えられており、最有力候補であるという見方が広まっている。

 ただ一方で、ポチェッティーノ招へい失敗時にはマッシミリアーノ・アッレグリ氏やチアゴ・モッタ氏が候補に含まれる可能性があるようだ。前者はユベントスでセリエAやコッパ・イタリアをはじめ多くのタイトルを獲得した経験を持ち、昨夏のユベントス監督退任以降はフリーとなっている。また後者は現役時代に2012年1月から2018年夏までPSGでプレーすると、引退後はPSGの下部組織で指導にあたったほか、昨年はジェノアで約2カ月にわたり指揮を執っていた。

 なお、PSGは24日時点でトーマス・トゥヘル監督の解任に関する公式発表を行っていない。後任人事も含め、少なくとも年内は同クラブの動向から目が離せない。