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名古屋グランパス、セレッソ大阪から柿谷曜一朗と木本恭生の獲得発表!

柿谷 曜一朗 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの名古屋グランパスは24日午後、セレッソ大阪からFW柿谷曜一朗とDF木本恭生を完全移籍で獲得したことを公式発表している。

 セレッソ大阪の下部組織出身である柿谷曜一朗は、2014年夏にスイスの強豪・バーゼルへ移籍したものの出場機会を得ることができず、2016年にセレッソ大阪へ復帰。2017シーズンに尹晶煥監督のもとでYBCルヴァンカップと天皇杯の2冠達成に大きく貢献していたが、直近2シーズンは先発での出場機会が減少したこともあり、国内移籍の噂がとりざたされていた。

 一方、木本恭生は福岡大学をへて2016年にセレッソ大阪へ入団。プロ2年目の2017年以降はディフェンス陣で必要不可欠な存在となり、柿谷と同様に2冠達成に貢献していた。

 柿谷曜一朗は名古屋グランパスに加入したことについて「セレッソ大阪から移籍してきました、柿谷曜一朗です。名古屋グランパスの一員として戦えることを大変嬉しく思っています。グランパスファミリーのみなさんに認められるためにも最大限努力していきたいと思っています。 そして、なにより名古屋グランパスを愛する子供達の憧れになれるように頑張ります! よろしくお願いします」と意気込みを語っている。

 そして木本恭生は「完全移籍で加入することになりました、木本恭生です。名古屋グランパスでプレーさせてもらえる機会を与えていただいたことに感謝しています。チームにとってプラスの存在になっていけるよう全力で頑張っていきます。応援よろしくお願いします」

 また、セレッソ大阪を去ることについて柿谷曜一朗は「2016年、昇格に向けた最後のプレーオフ。「絶対昇格するんだ」と選手、スタッフ、サポーターがあれほど1つになった試合は生涯忘れません。僕のセレッソ人生一番思い出に残っている試合です」

 「そこから尹さんと共にカップ戦を制し、ロティーナ監督と安定した戦いができるチームに成長していく仲間達と過ごした時間は素晴らしい財産になりました。そしてなにより背番号8をつけて戦う嬉しさ、楽しさ、辛さ。すべてがかけがえのないものになりました。チームを離れますが、サッカー選手 柿谷曜一朗を応援してもらえると嬉しいです。長い間、本当にお世話になりました」とコメント。

 木本恭生は「名古屋グランパスに完全移籍する決断をしました。まずコロナの影響で経営が厳しいなか素晴らしい延長オファーをしていただいたクラブに感謝しています。そしてスポンサーの皆様、サポーターの皆様、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、チームメイトの皆様5年間ありがとうございました!」

 「セレッソ大阪での5年間は苦しいことも嬉しいこともたくさんあり、ものすごく充実した5年間でした。この決断に対して色々な意見があると思いますが、自分の選んだ道を信じて頑張っていきたいと思います。最後になりますが、この決断は数ヶ月前にしていました。だからこそどんな状況でもチームのために、そしてセレッソ大阪を天皇杯優勝、ACL出場させる!と、強い思いを持って戦いましたが、なにも残すことができずチームを去ることを本当に申し訳なく思っています。5年間ありがとうございました」と惜別のメッセージを残した。