明治安田生命J2リーグの大宮アルディージャは岩瀬健氏を新指揮官として招へいしたことを公式発表している。
浦和レッズや柏レイソルの下部組織で指導した過去を持つ岩瀬氏は、2017年に柏レイソルのヘッドコーチを務めると、2018年にはシーズン終盤に監督に就任し、2試合で指揮を執っている。その後、2019年には再び下部組織で指導にあたると、2020年には片野坂知宏監督率いる大分トリニータでヘッドコーチを務めていた。
同氏は来季から大宮アルディージャを率いることについて「2021シーズンよりトップチームの監督に就任いたします、岩瀬健です。クラブの理念に沿って取り組み、目の前の試合に勝利できるように、全力を尽くしたいと思います。ご支援、ご声援をよろしくお願いいたします」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語った。
また、今年限りで大分トリニータを離れることについては「大分トリニータに関わる全てのみなさま、ファン・サポーターのみなさま、スポンサー・後援会のみなさま、新型コロナウイルスの影響がある中で、大分トリニータへご支援ご声援をしていただき、本当にありがとうございました。そして、榎社長、西山GM、片野坂監督をはじめ、トップチームスタッフ・選手の方々、フロントスタッフ・アカデミースタッフ・スクールスタッフの方々、大分トリニータの一員として、全試合の勝利を目指し闘えたことを誇りに思います。本当にありがとうございました。これからの大分トリニータの成功と発展を心から願っています」と感謝の言葉を残した。
なお、大宮アルディージャは昨季から高木琢也監督がトップチームを率いていたが、J1昇格という目標を掲げる中、今季は勝ち点53の15位に終わったことからクラブ首脳陣は指揮官交代に踏み切っている。
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