ミランはイタリア代表MFサンドロ・トナーリも戦列を離れる可能性が高いようだ。20日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
イタリア国内屈指の有望株として注目を集める中、今夏にミランに加入したトナーリは中盤でし烈なポジション争いが繰り広げられる中でも今季ここまで公式戦11試合に出場しており、チームの躍進に貢献している。しかし、20日に行われたセリエA第13節・サッスオーロ戦で先発出場した際に内転筋に問題を抱え、後半はピッチに立っていなかった。
同紙は23日に控える第14節・ラツィオ戦でトナーリの欠場は濃厚と主張。また、アルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルの復帰が間に合わないほか、コートジボワール代表MFフランク・ケシエを出場停止で欠くことにより、中盤センターを本職とする選手がボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFラデ・クルニッチしかいないという事態に陥っている。これを受けて、ステファノ・ピオリ監督はトルコ代表MFハカン・チャルハノールを中盤で起用する構想を描いていると一部ではささやかれているようだ。
なお、ミランは現在首位に立っているものの、2位インテルが1ポイント差まで迫っているため、この年内ラストゲームで勝ち点を落とすことが許されない状況にある。元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチをはじめ複数選手が離脱する中、ピオリ監督がどのような采配を振るうのか注目が集まる。
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