明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎は21日午後、今季トップチームのコーチングスタッフを務めていた吉田孝行氏が来季からチームを指揮することを公式発表した。
現役時代に横浜フリューゲルス、横浜F・マリノス、大分トリニータ、ヴィッセル神戸に在籍経験のある吉田孝行氏は、2015年からコーチとしてヴィッセル神戸のトップチームに関わると、2017シーズン途中から同クラブの監督に就任。翌2018シーズンに一度解任されるも、昨季も暫定監督としてチームを率いていた。その後、ヴィッセル神戸を離れると今季からV・ファーレン長崎のコーチに就任。手倉森誠監督とともにJ1リーグ昇格を目指したが、3位でシーズンを終え惜しくも昇格とはならなかった。
吉田孝行氏は手倉森監督の後任としてV・ファーレン長崎を指揮することについて「いつも応援していただきありがとうございます。 来シーズンより、V・ファーレン長崎の指揮を執ることになりました吉田孝行です。まずは今シーズン、目標であったJ1昇格を果たすことができず申し訳なく、そして悔しく思っています。 あと1歩で届かなかったJ1昇格。もっと自分にできることはなかったのかと問いかけています」
「来シーズンは、今シーズン取り組んできたことをベースに、さらに強いチームを作れるよう精進していきます。そして、ファン・サポーターの皆さんとともにJ1昇格を果たしたいと強く思っています。引き続き、熱い応援、サポートをよろしくお願いします」とクラブ公式サイトを通じて、今季のJ1昇格を逃したことへの悔しさを露わにした上で来季への意気込みを語っている。
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