Jリーグ レノファ山口

J2レノファ山口、ベガルタ仙台元監督・渡邉晋氏の招へいを発表。今季最下位からの巻き返し図る

渡邉晋監督 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのレノファ山口は21日、来季から渡邉晋氏が指揮を執ることを公式発表した。

 現役時代にコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)ヴァンフォーレ甲府、ベガルタ仙台に在籍していた渡邉晋氏は、2008年からベガルタ仙台のトップチームコーチを務めると、2014年5月から6シーズンにわたり仙台を率いており、一度もJ2リーグに降格することなく、昨季終了後に退任していた。一方、レノファ山口は2018年に元日本代表U-20監督、JFA技術委員の霜田正浩氏を招へい。2018シーズンをクラブ最高成績となるJ2リーグ8位で終えると、昨季は15位、そしてJ3リーグへの降格がない今季は最下位に終わり、監督交代に踏み切っている。

 渡邉晋氏はレノファ山口の指揮官就任について「レノファ山口FCに関わる全ての皆さまへ。初めまして。2021シーズンより監督に就任いたします渡邉晋です。このたびのオファーに際し、レノファ山口FCの掲げる明確なビジョンと、そのビジョンに基づきひたむきに進んで行こうとするクラブの情熱に、私は心を動かされました」

 「次は、私が皆さまの心を動かす番です。これまで築き上げてきたレノファイズムを継承しつつ、更に勝利を追求し、最後まで諦めないプレーを続けることを約束します。選手とチームの可能性を信じ、共に闘ってください。厚いご支援、熱いご声援をどうぞよろしくお願いいたします」とクラブ公式サイトを通じて来季にむけた意気込みを語っている。