バイエルン・ミュンヘンのオーストリア代表DFダビド・アラバはやはり今季限りでクラブを離れるようだ。20日、スペイン紙『アス』が伝えている。
ダビド・アラバはこれまでバイエルンで9度のブンデスリーガ制覇、6度にわたるDFBポカール優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献。今季もここまで公式戦17試合で先発メンバーに名を連ねている。一方、同選手とのクラブの現行契約は来夏に満了を迎えるが、新契約を結ぶ動きがないことからチェルシーやレアル・マドリードをはじめ複数クラブがフリーでの獲得に向けて争奪戦を繰り広げているとささやかれている。
その中、バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲ会長は同選手の去就について「(ダビド・アラバとは)我々は何度も議論を重ねていたが、10月末までに彼からの返事がほしかった」
「状況に変化は無かったし、交渉を再開するかどうかも私には分からない。我々が彼を必要としていることが今回のオファーには反映されているが、それでも彼はオファーを受け入れなかった」とコメント。
つづけて同選手の移籍先候補にレアル・マドリードがあがっていることについて問われると「そのような噂を私は知らない。とにかく1月1日から彼を必要とするクラブは交渉することが可能だ」と語っており、来夏にフリーで移籍することが既定路線であることを明かした。
今シーズンもタイトル獲得に向けてバイエルンの必要不可欠な戦力となっているアラバだが、来季の所属クラブがどこになるのか気になるところだ。
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