兵庫県1部リーグのFC淡路島は20日に行われた関西リーグ昇格関西府県サッカーリーグ決勝に勝利し、来季から関西リーグに昇格することが決定した。
今季、淡路島はリーグ戦無敗で兵庫県1部リーグを制し、創設以来、3年連続でリーグ戦を無敗優勝した。そして関西リーグ昇格決定戦の関西府県サッカーリーグ決勝戦で京都府警サッカー部と対戦した。0-0で迎えた後半アディショナルタイムにヴィッセル神戸やいわてグルージャ盛岡でプレーしたFW土井良太が味方のクロスを頭で合わせて先制。このまま試合終了となり、淡路島が関西2部リーグ昇格を勝ち取った。
淡路島は2018年に創設と同時に淡路島リーグに参入。最短7年でのJリーグ昇格を目指し、1年でも昇格を逃した場合は即解散という異例の方針で戦っているクラブだ。今年5月には、新型コロナウイルスの影響を受けた淡路島市内の飲食店を助けるべく、選手自らが配達員となる「出前淡路島」のプロジェクトを同市と共同で行い、全国で話題を呼んだ。リアルサカつくプロジェクトと称される同クラブは来季、関西リーグに戦いの場を移すこととなった。来季の淡路島の戦いに注目したい。
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