ミランは13日に行われたセリエA第11節・パルマ戦を2-2のドローで終えているが、この試合で負傷交代した2選手の戦線離脱が確実になったようだ。14日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』をはじめ複数メディアが伝えている。
現在勝ち点27で首位を走るミランはサン・シーロにパルマを迎えた一戦で1-2で迎えた後半アディショナルタイムにDFテオ・エルナンデスがネットを揺らし、辛くも1ポイントを獲得した。また、開始からわずか5分後にDFマッテオ・ガッビアが左ひざを痛めてピッチを後にすると、75分にはアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルが右足を負傷し、交代を余儀なくされている。
イタリア国内の複数メディアが報じるところによると、両選手は14日に負傷箇所の検査を受けた結果、ベナセルは右足ハムストリングの損傷により10日程度の離脱となる模様。
一方のガッビアは左膝前十字靭帯を痛めた可能性があり少なくとも4週間戦列から離れるものとみられる。くわえて同選手は左膝の半月板を損傷した可能性があるため、15日に再度検査を受けるようだ。
なお、ミランは16日に第12節・ジェノア戦に臨むほか、20日には好調サッスオーロとの上位対決が控えている。年内の公式戦で今季の躍進に貢献している若手選手2人を欠くことはほぼ確実な状況であるだけに、ステファノ・ピオリ監督の手腕が試されるだろう。
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