オリンピック・リヨンは今夏の移籍市場でのフランス人MFフセム・アワールの売却の可能性を認めているようだ。12日、リヨンでスポーツディレクターを務めるジュニーニョ・ペルナンブカーノ氏が『RMC Sport』の取材に応じている。
アワールはリヨンの下部組織出身の22歳。先日のチャンピオンズリーグラウンド16ユベントス戦のセカンドレグ(1-2)にも先発出場し、準々決勝進出に大きく貢献した。
アワールに関してはかねてからユベントスやアーセナル、マンチェスター・シティが興味を示しており、リヨンがリーグ・アンで来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得を逃したこともあり、移籍の噂は加速いている。
そんなアワールに関してクラブのレジェンドであり現在SDを務めるジュニーニョ氏は「スクワッドの中に素晴らしい選手がいる場合、その選手が複数のビッグクラブから注目を集めるのは普通のことだ。もし私たちの重要な選手を失うことになれば、会長と話し合い、再びバランスを取り戻さなければならないだろう」とコメント。
またジャン・ミシェル・オラス会長は「布施無はまだクラブを去りたいとは言っていない。私たちはできるだけ彼をクラブにとどめようとするだろう。今のところは交渉は進んでいない」とコメントしている。交渉は進行していないことを強調している。
複数のビッグクラブからの熱視線が報じられているアワール。今夏の注目株の1人となりそうだ。
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