インテルはアントニオ・コンテ監督の後釜として新たに2名の監督候補をリストアップしているようだ。3日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
インテルは2日に行われたセリエA最終節でアタランタに0-2で勝利。勝ち点を82に伸ばし、2位で今シーズンを終えた。この勝ち点82という数字は2009-10シーズンにジョゼ・モウリーニョ監督がインテルで優勝した時に記録した以来の数字となっており、ファーストシーズンとしては上々の結果となった。
しかし、コンテ監督は『Sky Sports』の取材に対して「インテルは選手や私の仕事を認めてくれなかった。全く守ってくれなかったんだ」とクラブとの亀裂を示唆するコメントを残しており、今夏限りでの退団も噂されている。
そんな中、同メディアによるとインテルはコンテ監督の後釜としてマッシミリアーノ・アッレグリ氏とマウリシオ・ポチェッティーノ氏の招へいを検討しているようだ。
インテルでCEOを務めるジュゼッペ・マロッタ氏はユベントス時代にもアッレグリ氏を招へいしており、同監督は2014-19シーズンにかけてのセリエA連覇を成し遂げている。また、ポチェッティーノ氏もセリエAでの指揮に対して前向きな姿勢を示しており、トッテナム・ホットスパー時代に指導したデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの存在は同監督にとって魅力の1つとなっているようだ。
今シーズンコンテ監督の下で可能性を見せたインテル。はたして来シーズンの指揮官は誰が務めることになるのだろうか。
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