次こそは輝くか、このまま低調か、それともクラブを去るか。
今シーズンのプレミアリーグも残すところあと2試合。新型コロナウイルスの影響による中断などイレギュラーなシーズンとなったが、そんな中でプレミアリーグにうまく馴染むことができずにチームの期待の星として輝くことができなかった新参者をご紹介したい。
モイーズ・キーン(エバートン)
今シーズン苦しんだプレーヤーの1人にモイーズ・キーンの名前も上げなければならない。昨シーズン所属したユベントスではたった13試合の出場で6ゴールを記録。中でも試合を決定づけるゴールを彼が決めるといった印象が強く、今シーズンはそれがエバートンでも見れることに興奮したことを今でも覚えている。
しかし、エバートンに来てもなお昨シーズンのような破壊力はなくここまで1ゴール。余りにも散々たる結果にキーンの父親も「エバートンに移籍したことは間違いだった」と後悔していることをskysportsが報じた。挙句の果てにはリーグ戦中断期間中、ロックダウン状態にも関わらず彼が自宅に女性を招き入れパーティーを開催するといった問題行動を起こしている。
タンギ・エンドンベレ(トッテナム)
トッテナムの注目の加入選手として話題となったエンドンベレだが、今シーズンはプレミアリーグの適応に苦戦した印象を感じる。シーズン序盤こそスターティングメンバーに選ばれていたが徐々に出場機会を減らした。かつて彼と同じポジションでスパーズを支えたムサ・デンベレのように、研ぎ澄まされた危機管理能力で相手攻撃の芽を摘み、時には勇敢に攻撃のタクトを振ることに周囲は期待したがそれに応えることができなかった。特に守備面での貢献も乏しく、トランジションにおいてエンドンベレがチーム全体のリズムを崩してしまうシーンが散見された。
今シーズンの課題を克服し来シーズンもスパーズでのプレーを見たいところだが、ジョゼ・モウリーニョからはファーストチョイスとして上げられることはなく、早くも放出の報道が出始めている。果たして彼の去就はいかに。
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