
ラニエリ
主な監督歴:バレンシア、チェルシー、アトレティコ・マドリード、ナポリ、インテル、ユベントス、ローマ、レスター・シティ等
上記3人の監督に比べ、圧倒的な経験値を持つのがクラウディオ・ラニエリ監督と言えよう。1986年にイタリアのラメーツィアで監督キャリアをスタートさせたラニエリ監督は、1988年に就任したセリエC1(3部)のカリアリをセリエAまで昇格させ、初のトップリーグを経験する。
カリアリでの活躍が評価されたラニエリ監督は、1991年にはナポリの監督に就任。イタリアのレジェンドであるジャンフランコ・ゾラなどの才能を発掘した。1993-94シーズン、セリエBへと降格したフィオレンティーナに就任すると1シーズンで再度昇格させ、1996年にはコッパ・イタリアで優勝を果たした。
その後はバレンシアやアトレティコ・マドリード、チェルシーといった海外クラブで活躍。時にチェルシー時代には現チェルシー監督のフランク・ランパードを獲得し、元イングランド代表DFジョン・テリーを抜擢するなど多くの才能を開花させた。
2007年にはパルマの監督に就任し、イタリアへと復帰。18位に低迷していたクラブを12位まで押し上げた。さらに同年、カルチョポリによってセリエBでのシーズンを余儀なくされたユベントスのセリエA復帰シーズンにユベントスの監督へと就任。セリエA復帰ファーストシーズンの同クラブをセリエA3位へと導き、チャンピオンズリーグ出場権を獲得した。
その後、ローマやインテルといった国内チーム、モナコとギリシャ代表監督を務めたのち、2015年にレスター・シティの監督へと就任。日本代表FW岡崎慎司やイングランド代表FWジェイミー・バーディー、現チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテらを起用し堅守速攻のサッカーを展開。クラブを創立133年目にして初のプレミアリーグ優勝へと導き、「ミラクル・レスター」の立役者となった。その後はナントやフラム、ローマの監督を務め、現在は日本代表DF吉田麻也も在籍するサンプドリアの監督を務めている。
ラニエリ監督は「アッジュスタトーレ(修理屋)」という愛称で親しまれているように、これまでいくつものクラブの立て直しに貢献してきた。そのキャリアで特に有名なのは「ミラクル・レスター」であろう。前シーズンでは残留争いを演じたクラブをうまくまとめ、クラブに初優勝をもたらした。
また、ローマでの2018-19シーズン、元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシの退団試合でも指揮を執り、涙を流したシーンは記憶にも新しい。
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