バイエルン・ミュンヘンのハンス=ディーター・フリック監督は過去にバイエルンで指揮を執ったマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が残した記録を更新したようだ。1日、独紙『ビルト』が報じている。
フリック監督は昨年の11月にニコ・コバチ前監督の成績不振により暫定監督に就任。しかし、就任後の好成績により任期はシーズン終了までに延長され、先月には2023年までに再び延長され正式にバイエルンの監督となっている。
そんなフリック監督は監督就任後、25試合で22勝を記録。この記録はグアルディオラ監督が残した就任後25試合で21勝というこれまでの記録を塗り替えるものとなったようだ。
しかし、フリック監督はこの記録を気にしてはいないようで、31日に行われたフォルトナ・デュッセルドルフ戦後の記者会見では、「勝利に勝つことが重要だ。その結果、戦績は後からついてくる。今日の試合(5-0)は良かったけれど完璧ではなかった。もう1点や2点は決めることができたね」とコメント。勝利に対する強い執念を見せた。
今シーズン大混戦となっているブンデスリーガの優勝争いで1つ抜け出したバイエルン。ブンデスリーガ制覇は名将としての最初のステップとなるのだろうか。
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