アーセン・ベンゲル監督の後を引き継ぐ形で、アーセナルの新時代を託されていたウナイ・エメリ。しかし、彼が手掛けたチームの調子は芳しくなく、2年目の途中(2019年11月)であえなく解任を言い渡された。
Under Unai Emery, Arsenal have failed to win any of their last seven games in all competitions; their worst run since February 1992
Who’s next for the Gunners 🤔 pic.twitter.com/o2sDjsCipT— Coral (@Coral) November 29, 2019
そんなエメリが当時のアーセナルについて語った。イギリス『ガーディアン』が報じている。今回はここからいくつかエピソードをご紹介したい。
ぺぺじゃない、ザハだ
今シーズン開始に伴い大型の戦力補強を行ったアーセナルだが、補強についてエメリは以下のように語った。
「私たちはニコラ・ぺぺを獲得した。彼は非常に良い選手だが、私たちは彼の特徴を理解できておらず、ぺぺ自身にも時間が必要だった。私はプレミアリーグを熟知しており環境適応に早い選手を求めた。幾多の強豪相手でも素晴らしいパフォーマンスを発揮できるウィルフレッド・ザハこそ最適な選手であると私は獲得を切望したが、クラブはぺぺにアーセナルの将来を託した。」
「実際ザハ獲得には莫大な資金が必要で、クリスタル・パレスも彼を売却したがらなかったわけだが、この補強の選択は後に大きく影響をもたらした。」
プレミアリーグを長年経験しているザハをアーセナルに迎え入れることができていれば、今のアーセナルはどうなっていたのだろうか。エメリの解任もなかったのかもしれない。
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