ローマはボローニャの日本代表DF冨安健洋の獲得に元ブラジル代表DFフアン・ジェズスを含む2選手を用意したものの、ボローニャ側はこれを拒否したようだ。10日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
ローマ側が冨安獲得に用意したのは、元ブラジル代表のジェズスとU-19イタリア代表MFのアレッシオ・リッカルディ。ジェズスはこれまでインテルなどでも主力としてのプレー経験を持つが、今シーズンはイタリア代表DFジャンルカ・マンチーニと元イングランド代表DFクリス・スモーリングの活躍もあり、公式戦3試合の出場にとどまっている。
また、リッカルディは将来性が期待される19歳。これまでイタリアの世代別代表に名を連ね、2018年に行われたU-17欧州選手権では2ゴールを記録し、イタリア代表の決勝進出に貢献している。
ローマはこの2選手と冨安のトレードを提案しとものの、ボローニャはこれを拒否。ボローニャは代わりにローマのセルビア代表DFアレクサンダル・コラロブを交渉に含むことを要求しているようだが、ローマは未だコラロブを交渉に含めていないようだ。
はたして冨安のセリエAでのステップアップは現実となるのだろうか。
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