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JFL、今季は1回戦の総当たりで開催…地域リーグへの降格は無しに

写真提供:@55tegevajaro

 日本サッカーリーグ(JFL)は15日、2020シーズンの大会方式を発表し、7月18日から行うことが決定した。

 JFLの発表によると、今季の同リーグは1回戦の総当たりで試合数を半分の15試合に減らして開催するとのこと。リーグ戦は7月18日から行われ、最終節は11月30日の予定だという。また、15位、16位のクラブの降格をなしとすることも決定したようだ。新型コロナウイルスによる試合延期の影響での特例処置となった。

 また、昇格クラブについてはJFLへの入会を希望し、入会条件を満たすクラブの中から全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)の1位、2位とするようだ。今回の決定に際し、JFL理事長の桑原勝義氏は以下のようにコメントしている。

桑原勝義

「本日のJFL理事会において、今季の大会方式を1回戦総当たりリーグ方式で実施すること、地域リーグへの降格をなしとすることが決定しました。大会方式については、試合の延期発表後も2回戦総当たりリーグ方式(ホーム&アウェイ方式)で実施するべく日程調整やチームは会場確保へ尽力しましたが、新型コロナウイルスの影響がいつ終息するかわからない状況で、現在多くのチームが活動を休止しており、開幕日をここ1、2カ月中に決めることができず、2回戦制で実施するのは困難と判断し、7月18日(土)からの1回戦制で実施することを決定しました。

また、1回戦制にすることで、ホームとアウェイの試合数が平等にならないこともあり、今季は下位2チームが地域リーグへ降格しないことも決定しました。試合を楽しみに待っていただいていたファン・サポーターの皆様、事情をご賢察の上、ご理解いただきたくお願い申し上げます。皆様方におかれましては充分な感染予防を心掛けていただければ幸いです。

JFLでは今後もリーグとチームと連携し、更なる感染拡大防止に努めていく所存です。今季の開幕が出来ないことが続いてしまうことを誠に申し訳なく思っておりますが、まずはご自身と周囲の方の健康維持を大事にしていただき、今季の開幕に向けて引き続きのお力添えをよろしくお願いいたします」



 新型コロナウイルスの一刻も早い終息を願うばかりだ。