プレミアリーグ

意外と知られていないプレミアクラブの秘密。衝撃的事実も… 【第1弾】

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ブライトン

・ブライトンはリーグ戦中断に入るまで「9試合未勝利」。これ以上長く未勝利が続いたのは11試合未勝利のワトフォードのみ。

・昨シーズンの開幕以降、マット・ライアンは「61試合」連続で失点に直結するような致命的なミスを犯していない。

・グレアム・ポッター監督が今シーズンからブライトンにもたらしたポゼッションサッカー。ここまで平均55.7%もの支配率を記録しているが、勝点を積み上げることができていない。ブライトンよりも高い平均支配率を記録しているのは、トップ4のリバプール、マンチェスター・シティ、レスター・シティ、チェルシーのみ。

・ブライトンは今シーズン、ホームゲームにおいて先制点を決められた試合では1度も勝てていない。プレミアリーグ昇格からの3シーズンの内、先制点を決められた試合で勝利したのは2018年のハダースフィールド戦の1試合のみ。

・今シーズンブライトンで最もゴール数が多いのはニール・モペイの8ゴール、その次に多いのは「相手のオウンゴール」で4ゴール。


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バーンリー

・ニック・ポープが今シーズン記録した「11回のクリーンシート」はアリソン・ベッカーやエデルソンを上回りリーグ最多。

・ショーン・ダイシ監督の戦術は独自路線を進んでいる。パス成功率・パス成功数・ボールタッチ数に関して言及すれば、バーンリーがプレミアクラブにおいて下位に位置している。

・特筆すべきはドリブル成功数が「198回」と最も少ない。

・ポープだけがバーンリーの堅守に貢献しているという判断は軽率である。バーンリーはここまで「63.9%」という高いタックル成功率を記録している。


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チェルシー

・フランク・ランパード監督の就任以降、チェルシーは21歳以下の選手を10人起用した。これは昨シーズンよりも7人多い。

・クリスティアン・プリシッチ(21歳38日)とタミー・アブラハム(21歳347日)はハットトリックを記録している。

・ジョルジーニョはボーンマスのジェフェルソン・レルマと並んでプレミアリーグで最もイエローカードをもらった選手である。10枚はさすがに多い。

・今シーズンは被枠内シュートが89回、そこから39ゴールもの失点が生まれた。「56.1%のセーブ率」はプレミアリーグの中で低い水準である。

・守護神ケパ・アリサバラガのセーブ率も「56.5%」と10試合以上出場したGKの中で最も低いセーブ率となっている。


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クリスタル・パレス

・クリスタル・パレスはかなりのスロースターターで、今シーズンは試合開始15分以内のゴールがない。英国1~4部リーグ全チームを探してもパレスだけである。

・今シーズンのパレスはとにかく無難でリスクを負わない。セルハースト・パークにおいて、前半オープンプレーから決めたゴールは3月8日のワトフォード戦のみである。ほぼ10ヶ月の間オープンプレーからゴールを決めていない。

・ウィルフレッド・ザハがマンチェスター・ユナイテッドからパレスへ再加入した2015年2月以降、彼の「16回」以上にペナルティキックを獲得した選手はいない。

・また、彼は「531回」ものファールを受けており、その内101回はファールした相手にイエローカードが提示され、7回はレッドカードが提示されている。

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名前:秕タクオ

国籍:日本
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サッカー観戦が日課のしがないサラリーマンです。かれこれ人生の半分以上はサッカー観戦に明け暮れ、週末にはキルケニー片手にプレミアリーグやJリーグにかじりついています。

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