バルセロナ、アトレティコ、エスパニョールは70%のサラリーカットを発表
バルセロナでは状況が少し深刻だった。会長のジョゼップ・マリア・バルトメウからサラリーカットの提案が選手に報告された時に、チームは案を却下したと複数のメディアが報じた。
しかしその後、クラブのキャプテンであるリオネル・メッシはSNSを使ってその情報が事実ではなかったと発言し、コロナの深刻な状況が落ち着くまでバルセロナの選手がサラリーを70%カットすることを発表した。
スペインではアトレティコ・マドリードとエスパニョールの選手もバルセロナと同じ選択をしている。
サラリーカットの話がうまく進まないパターン
フロントと選手のサラリーカットの話し合いがどこでもうまく進んでいるわけではない。サラリーカットに反対している選手もいれば、黙ってリーグの判断を待つクラブと選手もいる。
ブラジルではサッカー協会が4ヵ月ほどプロ選手のサラリーを支払わないという提案を出したが、選手全員が一団となりその提案に反対したという。協会とクラブのやりとりはしばらくの間続きそうだ。
イタリアではユベントスのような流れがベストだと思われているが、他のクラブでは話がまとまっていない。解決方法を見つけるため、イタリアサッカー協会とAIC(サッカー選手協会)が4月3日に初めての話し合いをしたと複数のメディアが報じたが、3月分の給料がネックとなり話はあまり進んでいないという。
おそらく、どの国でもサッカー協会が方向性を決めるのには時間がかかるだろう。ボルシア・メンヒェングラートバッハ、バルセロナ、ユベントスなどのようにサッカー協会の判断を待たずに各クラブで解決方法を見つけた方がベストに思える。
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