1992年に創設されたプレミアリーグ。今回は創設からこれまでにプレミアでプレーしたフランス人の中で最も得点を決めた選手たちをランキング方式で紹介する。
10位 フローラン・マルダ
主な所属チーム:チェルシー
ゴール数:35
母国フランスではギャンガンやオリンピック・リヨンで活躍し、2007年から2013年の間チェルシーで活躍した元フランス代表FWフローラン・マルダ。プレミアリーグでは149試合に出場して35ゴール26アシストを記録した。
9位 サミル・ナスリ
主な所属チーム:アーセナル マンチェスター・シティ
ゴール数:36
EURO2008終了後、マルセイユからアーセナルへと加入したナスリ。1シーズン目は左サイドを主戦場に6ゴール2アシストを記録。負傷に苦しむ時期もあったがコンスタントに活躍を続け、2桁得点をマーク。
その後ナスリは2011年夏の移籍市場でマンチェスター・シティへと移籍。1試合3アシストを記録するなど、彼の高い創造性は評価され、競争の激しいチームの中でも出場機会を得ていた。シティでは5つのタイトルを獲得しており、無冠だったアーセナル時代の苦い思い出を払拭させた。
その後、セビージャ時代のドーピング違反により、キャリアが大きく狂うこととなったナスリだが、2019年冬の移籍市場でウェストハム・ユナイテッドに加入し、半年間プレミアでプレーした。
8位 スティード・マルブランク
主な所属チーム:フラム トッテナム・ホットスパー
ゴール数:39
現役時代オリンピック・リヨンで活躍し、フラムやトッテナム・ホットスパー、サンダーランドでプレーしたフランス人MFスティード・マルブランク。
トッテナムではフットボールリーグカップの決勝戦でデビューを果たすと移籍後初ゴールを決めている。
7位 アントニー・マルシャル
主な所属チーム:マンチェスター・ユナイテッド
ゴール数:45
移籍金最大5800万ポンド(約75億円)でモナコからユナイテッドに加入したマルシャル。ケガで離脱すルことも多かったマルシャルだが、ジョゼ・モウリーニョ監督時代には同監督との確執が噂され、移籍の噂が浮上するなど話題になった。
しかし、オーレ・グンナー・スールシャール監督が就任すると安定した出場機会を確保。再びその才能の片鱗を見せ始めている。
6位 ロベール・ピレス
主な所属チーム:アーセナル
ゴール数:62
2000年から2006年までアーセナルでプレーした元フランス代表MFロベール・ピレス。2001/02シーズンにはフランス代表でも共にプレーするティエリ・アンリやパトリック・ビエラとともにプレミアリーグとFAカップの2冠達成に貢献した。
5位 エリック・カントナ
主な所属チーム:マンチェスター・ユナイテッド
ゴール数:70
1992年にリーズ・ユナイテッドに加入しその後、マンチェスター・ユナイテッドに加入した元フランス代表MFエリック・カントナ。同クラブでは4度のプレミアリーグ制覇や2度のFAカップ制覇などに貢献した。
4位 オリビエ・ジルー
主な所属チーム:アーセナル チェルシー
ゴール数:80
現役のフランス人選手で最も得点を決めている選手がオリビエ・ジルー。プレミアリーグでは80ゴールを決めてきたが、そのほとんど2012年から2018年の間アーセナルに所属していた時に記録したものだ。
3位 ルイ・サハ
主な所属チーム:マンチェスター・ユナイテッド エバートン
ゴール数:85
現役時代フラムやマンチェスター・ユナイテッド、エバートントッテナム・ホットスパー、サンダーランド、ニューカッスル・ユナイテッドの6クラブを渡り歩いた元フランス代表FWルイ・サハ。当時は「アンリ2世」とも評価され、ユナイテッド在籍時にはチャンピオンズリーグ(CL)優勝も経験した。
2位 ニコラ・アネルカ
主な所属チーム:チェルシー マンチェスター・シティ
ゴール数:125
チャルシーやマンチェスター・シティ、リバプール、アーセナル、ボルトン、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンに所属していた経験を持つ元フランス代表FWニコラ・アネルカ。プレミアリーグでは364試合に出場して125ゴールを決めた。
1位 ティエリ・アンリ
主な所属チーム:アーセナル
ゴール数:175
プレミアリーグで最もゴールを決めたフランス人選手はアーセナルの元フランス代表FWティエリ・アンリ。同選手は258試合で175ゴールを決め、アネルカのゴールを上回るペースでゴールを決めていた。
そんなアンリはアーセナルで2回のプレミア制覇と2回のFAカップ優勝に貢献。なお、フランス代表歴代最多ゴールもアンリの51得点となっている。
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