若手選手の台頭が著しいプレミアリーグ。毎年のように新星が現れ、チームの核へと成長を遂げている。今シーズンで言えば、チェルシーを引っ張っているのは多くが若い選手たちだ。
そこで今回は、来シーズンにビッグクラブでより重要な役割を担うであろう3人の若手選手をご紹介する。
カーティス・ジョーンズ
クラブ:リバプール
現在19歳のジョーンズは、FAカップやカラバオカップで出場機会を与えられている。そのチャンスをつかみ、ユルゲン・クロップ監督へのアピールを続けている選手だ。
ジョーンズは高いパス能力とセンスに加えて、足下の技術が非常に高い。現在のリバプールにはいないタイプのMFだ。ゴールに近い位置でのプレーを得意とする彼がさらに成長すれば、リバプールのスカッドはさらに質の高いものとなるだろう。ボールを持たされ気味な試合展開となっても、解決の糸口を見つけられる選手だ。
ビリー・ギルモア
18歳のギルモアはレンジャーズのユース出身。かねてから神童と呼ばれていたが、その才能が爆発するのは時間の問題かもしれない。FAカップのリバプール戦で出場機会を得たギルモアは、ボールを保持しているときも、そうでないときも質の高いプレーを見せていた。当たりの激しい展開の中でも、繊細なタッチを維持できることを証明している。
若手が多いチェルシーの中でも、新鮮さにあふれるギルモア。彼が安定したパフォーマンスを続け、中盤の中心選手となる日は近いだろう。
フィル・フォーデン
ジョゼップ・グアルディオラ監督の秘蔵っ子。19歳のフォーデンが輝きを放つ時が近づいている。同監督が5億ユーロでも放出しないと評価した新星は、今季3ゴール7アシストの活躍を見せている。
少しづつ出場機会が増えているフォーデン。成績の中で注目すべきは、対人戦だ。空中戦の勝率ややタックルの成功率がこれまでに比べて上昇している。来季以降はより頼れる男になりそうだ。
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